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絶対彼女【訪問者】

※注意※

漫画『絶 対 彼 氏』をモチーフにしています。
それでもOKと言う方のみ、この作品をお読み下さい。

※注意※

















★総二郎・あきら・第三者視点★

「「よっ!」」

部屋に入って来たのは総二郎とあきらだった。

「司、何学校サボッてんだよ」

「迎えに来てやったぞ、有り難く思えよ?」

「テメーら、誰だよ!?勝手に部屋に入って来んなっっ」

司はつくしを後ろに隠そうとする。

「はぁ?お前、寝ぼけてんのか??
つか、それより・・・どうしたんだよ、何が有ったんだ??」

「おい、司。お前・・・とうとう?」

「「大人になったんだな♪♪♪」」

お祭りコンビがハモる。

「おにーさんは嬉しいよ」

と、総二郎がニヤニヤしながら言った。

「それにしても流石司だな。激し過ぎるぜ・・・」

「ベッドが破壊する程、ヤったのかよ。
その子大丈夫なんか?」

総二郎とあきらが茶化す。

「お前・・・俺の兄貴なのか!!?」

「・・・司、マジで頭大丈夫か??」

「お前にはねーちゃんしか居ないだろうが・・・」

「ねーちゃん???」

「ボケるのも大概にしろよ!?」

総二郎は段々イライラしてきた。

司の後ろに居たつくしは・・・
はっ、もしかして花沢さんが言ってた事って、記憶喪失!!?
あたしが殴ったせいで。。。

つくしは司を押し退け、

「初めまして。『牧野 つくし』です。
今日からこちらでお世話になる事になりました。
道明寺さんとは遠い親戚関係で・・・帰国子女なんです。
これからも宜しくお願いしますね」

取り合えず話題を変えて、この場を乗り切ろうと考えたつくしは
丁寧に挨拶をする。

「よ、宜しく」

戸惑いながらも律儀に挨拶を返すあきら。

イライラしていた総二郎は呆然としながらも

「・・・バスローブはだけっちゃってるけど??」

つくしの姿をそのまま表現する。
すると、突然・・・

「きゃああああああああ、アンタ達何見てんのよっっ。
出てけーーーーーー!!!!!!」

「てめーら、さっさと出てけ!
じゃねーと、俺がただじゃおかねぇからなっ!!!」

椅子やら壊れた調度品やら色々な物が飛んで来た。
身の危険を感じた2人は慌てて部屋を出て行く。

「牧野!俺以外に肌を見せるなって、言っただろーーーが!!///」

またしてもつくしをギュウッと抱き締める。

「離してよっ、殴るわよ!!」

「離さねーよ・・・お前は俺が守るから・・・」

「何よ、あたしより弱いクセに・・・」

あんなに殴ったり蹴ったりして、怪我を負わせた挙句、
記憶喪失にまでさせてしまったあたしに対して、
何故この人はこんなに優しいのだろう。。。
しかもあたし、人間じゃなくってフィギュアだよ?
さっきまでは触られる事が嫌で嫌で堪らなかったのに・・・不思議な気持ち。
つくしも司の背中に手を回す。
指輪の色がさっきよりも濃いピンク色に輝いていた。。。

その頃、類は道明寺邸の屋根の上に居た。瞬間移動ってヤツだ。
こういういい天気のポカポカ陽気の日に昼寝って、サイコーだよね〜。
あ、そうそう。部屋を元に戻しておかなくっちゃね。
類は指をパチンと鳴らした。
コレで安心。
取り合えず、落ち着くまでアイツらに任せてみようっと。
そして、類は昼寝を始めたのであった。

+++++

道明寺邸、廊下。

メイド達も司の起床が余りにも遅いので、心配してやって来た。
が、俺達はそれを止めた。

「俺達に任せておいて下さい」

「は、はぁ・・・、それでは西門様・美作様、どうぞ宜しくお願いしますね」

メイド達は行ってしまった。

「なぁ、どーするよ?」

ドアの隙間から2人の事を覗きながらあきらが言う。

「部屋がぐちゃぐちゃなのは司が暴れたって事で何とかなるが
・・・女の子は。。。なぁ。。。」

「遠戚で帰国子女なんて、嘘だろ。
司が親戚付き合いしてるなんて聞いた事も見た事もねーぜ」

「だよな〜、俺達長い付き合いだし。
嘘だって事は間違いないよな」

「そんな事より・・・あの2人、いい雰囲気じゃね?
やっぱりヤッたのかな??」

あきらが部屋を覗きながら言う。

あきらの言葉に釣られて、総二郎も部屋を覗き込む。

「ヤった割にはあの子の身体綺麗なままだし・・・」

「じゃ、今から??」

2人はお互いに顔を合わせ、ニヤリと笑う。
そして、再び部屋を覗くと・・・・・・
どうしようもなくグチャグチャになっていた部屋が元通りになっていた。。。

「総二郎!部屋が元に戻ってるぞ!??」

「み、見間違いじゃねーよな!?」

珍しく2人は動揺していた、無理もない。

「俺達さ、最近オールばっかじゃん?
疲れてるのかも・・・な」

「そうだな・・・司、学校に行きそうにねーし。
俺らもサボるか?」

「だな。相当、俺達疲労してるみてーだから、
帰って寝るか・・・」

「女の事は別の日にって事で。
総二郎、また明日な!」

俺は米神を押さえながら言い、総二郎と共に道明寺邸を後にした。

・・・2人は夢なのか、現実なのか分からなくなっていたのであった・・・


[言い訳?]

類!お前は何者だ!!?(書いた私が言うな、ですよねー/笑)
フィギュアなつくしよりも人間らしくない類(爆)。
彼は超能力者なのか、マジシャンなのか☆
勢い任せで書くので、どうやって纏めていきゃいいのヨー、
誰か助けてーーーーーー←ヲイ

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まろやかコラム Ver1.01